だいたい、感じてなんぼ

あらがわず、しなやかに。

2016-05-12から1日間の記事一覧

母の日の手紙

おかんへ あなたはいつもいつも、私に愛情たっぷりで接してくれました。 ただ、あなたは自分を愛することが、自分を幸せにすることが、本当に下手だった。 自分を削るように生きるあなたを見るのが、私は辛かった。 母親なら、それが当たり前というかもしれ…

「幸せに生きる責任」を放棄したら、大変なことになったんだぜ。

責任ってなにかしら。 義務も同じく、なにかしら。 私のフワフワと浮ついた心を、上からバシーン!!と叩かれるような言葉。昔は聞くだけですごく嫌な言葉に感じたの。縛られるような、肩に何か乗るような、とても胃のあたりがモヤモヤして・・・とにかく、…

ブラコンだった私にとって、兄は心の拠り所でしかなかったんだぜ。

そう、これは3年前の兄の結婚が決まった時。私はまだ『おめでとう』も、うまく言えずにいた。よりによって挙式を円も縁もないハワイにしたと聞いた時でさえ、私は『なにそれ、意味わかんない。』と一蹴したんだ。 知ってる人は知っている。私はお兄ちゃんが…

一度死んだことにしたら、友達ができたんだぜ。

そう、あれは鬱!ゾーンから抜けだし、止まった時間を取り戻そうと病み上がり状態で札幌から脱出した初夏のこと。 当初、やりたい!と思ってたことが全く手付かずのまま半年間も放置され、私の人生プランがガタガタに崩れてかけていたところを、「私はもう治…

「なぜだ!ノート」を書いていたくせに、鬱になったんだぜ。

そう、あれは25歳の秋を迎えた頃のこと。 たくさんの「なぜだ!」と向き合ってきたつもりだったが、本当に向き合わなければならない「なぜだ!」は見ないフリをしていた。自分の心のベクトルと身体のベクトルが示す方向が真逆で、徐々に分離が進んでいたこ…

タメ口きいてくる年下の子が、たまらなくこわかったんだぜ。

そう、あれはちょうど25歳を迎えたときくらいのこと。 私は生まれてこの方、敬語を使うことが苦手だった。なぜ敬語なんて使わなきゃならんのだ。とずっと思っていた。 もっと言えば、尊敬ってなんだ。 尊敬できる人間は?と聞かれたら、なんとなくそれっぽ…

なんのために、キレイでいなきゃいけないの?

そう、あれは当時20代前半のこと。化粧するのはあたりまえというか、もう家を出る前にする習慣。でも、どんなにキレイを磨いても、別に振り向かせたい相手がいたり、いつも違う私を演出してトキメキを与えたいと思うようなパートナーがいるわけでもない。か…

みんなが脱毛サロンに行ってる間に、わたしは育毛サロンに行ってたんだぜ。

そう、あれは23歳くらいの時。上京して2年くらい経った頃。勢いでなんとかなると思っていたのが、いろいろ迷いに変わってきた頃。 当時ボリュームの出やすいショートカットだったのですが、なんだか抜け毛が著しくなり、シャンプーのあとに流れる髪、コン…