【恥ずかしい皮たち☆夏の出来事シリーズ③】じいちゃんが、日本国天皇から『瑞宝双光章』をもらった。
「天皇から表彰される」ってのがピンとこないのは、私だけか。
(とってもありがたい表彰状なのに、まだ額に入れてない手持ちの状態で撮ったので、よれてる…)
外箱の高級感。
これが、突如お国の遣いの方がおじいちゃんに届けてくれた、「瑞宝双光章」。
ま、まぶしい・・・。
そもそも、瑞宝双光章とはなんぞ?
ウィキペディアによると、
瑞宝章は、「国家又ハ公共ニ対シ積年ノ功労アル者」に授与すると定められ(勲章制定ノ件3条1項)、具体的には「国及び地方公共団体の公務」または「公共的な業務」に長年にわたり従事して功労を積み重ね、成績を挙げた者を表彰する場合に授与される(「勲章の授与基準」[2])。
その中でも、瑞宝大綬章・瑞宝重光章・瑞宝中綬章・瑞宝小綬章・瑞宝双光章・瑞宝単光章の六種があるみたいで。ただ単純にお国に従事しただけではもらえないみたいです。
とにかく、我が家にとっては、親戚含め、おじいちゃんと血を分けた我が一族にとっては、この夏一のビッグニュースなわけで。
じいちゃんは、生涯を警察官として従事してきました。
みんながみんなもらえるわけじゃもちろんないみたいなんだけど、
じいちゃんは一体、どんな業績があるのかな。
じいちゃんの家の机の中には、本物の手錠があって、
小さい時に触らせてくれたっけ。
『物は大切に扱わなきゃダメだ。』
『親に心配かけるなよ。』
って言ってたなぁ。
じいちゃんに教えてもらったことは、シンプルだけど私の脳ミソに深く刻みこまれたこの2つ。
もし、まだ記憶がちゃんとあったら、この賞をもらったじいちゃんはなんて言ったかな。
Seven Starのタバコと大好きなウィスキー飲みながら
『すげえだろ』なのか
『こんなもんたいしたことねえよ』なのか
具体的な関わったすごい事件のことを、しんみりと話してくれるのか。
きっと、記憶がサラサラと流れてしまった今のじいちゃんは、この表彰よりも、美味しいおまんじゅうの方がうれしいんだろうな。
でも、いつかこの肉体から離れた時に、きっと改めてこの表彰を受け取るんだろうな。
ザンネンながら、私はその場には立ち会えないけれど。
じいちゃん、やったな!おめでとう。
自慢のおじいちゃんでいてくれて、ありがとう。
大好きだよ!